M市の片隅のとある静かな喫茶店。ここに、トラックボールを自在に操る謎の猫「こどじょん」がいるという噂が広がっていた。
彼は、ただのトラックボールマスターではない。彼がボールを転がすと、まるで魔法のようにパソコンが言うことを聞くという。
そう、彼こそがトラックボール界のイニエスタこと、トラックボーラー『こどじょん』だ!
本記事では、そんな彼との出会いを通じて、肩こりに悩むサラリーマンが”トラックボーラー”に覚醒するまでの物語をお届けします。
エピソード1:肩こりに悩むサラリーマン・佐藤の出会い

ある晴れた日のこと。静かな喫茶店に、若い会社員の佐藤珠樹(たまき)が、疲れ切った表情でこどじょんを訪ねて来た。
「マウス操作がどうしても肩や手首の負担になるんです。仕事の効率も下がるばかりで…」
佐藤はひどく憔悴しきっていたようで、目からは光が失われていた。
その姿に、こどじょんは眉をひそめた。背中は丸まり、目はどこか虚ろ。
「これは……なかなかの疲れっぷりだな」
そう心の中でつぶやきながら、こどじょんは黒光りするトラックボールを誇らしげに取り出した。
「これを使えば、肩も指も悲鳴を上げることはないだろう……いや、むしろ感謝するかもな。」
彼がボールに手を添えると、まるで重力が消えたようにポインターがスッと動き出した。PCの画面をとどこおりなく滑走するその姿は、まるで軽やかな魔法の旋律を奏でているかのよう。
佐藤は目を丸くして声を上げた。
「な、なんですか、これ!?」

「これがトラックボールだ。通常のマウスとは違い、手首を動かす必要がないんだ。ボールを指先で回すだけで、ポインターが思い通りに動く。腕への負担が大幅に減るだけでなく、精密な操作もお手のもの。」
—— 職場の神になれるぞ!
こどじょんあの日、あの時、あの喫茶店で、運命が静かに動き出した!
良いとこ?悪いとこ?トラックボールの真実!
こどじょんの語り口調は、まるでミステリーツアーのガイドのようだった。間髪入れずに佐藤にこう言い放つ。
「トラックボールの良さを聞きたいか?さあ、よく聞け!」
- 手首や肩への負担が少ない:
- 個人差はあるが疲れにくく、肩こりとも「さよなら」だ!
- 省スペースで使える:
- マウスのように動かさないから、狭いデスクでも快適に使える!
- 精密なポインター操作も可能:
- 指先だけで動かせるので、ピンポイントな動きも可能だ!
- 個性的でスタイリッシュなデザイン:
- 見てくれ、この近未来的なフォルムを!周囲と差をつけられるぞ!
「マウスを使っていたときは、肩こりがひどくてね。そんな時にトラックボールに出会ったんだ。肩にかけられた呪いが解けていくようにじわじわと楽になっていったよ」
佐藤は、こどじょんの話に引き込まれていく自分を、どこか警戒していた。
社会の荒波にもんでもまれてきた彼には、「良い話」だけを信じられるほどの素直さは、もう残っていなかった。
「でも、世の中に完璧なものなんてありませんよ、もちろんデメリットもあるはずですよね?」
こどじょんは、少し目を細め、佐藤をまっすぐ見つめてから静かにうなずいた。
「もちろんさ。現実は魔法だけじゃない。ちゃんと伝えておこう。」
- 定期的な掃除が必要:
ボールやホールに埃や手垢がたまりやすく、メンテは欠かせない! - 操作に慣れが必要:
細かい操作や正確なクリックは慣れるまで鍛錬あるのみ! - タイプによって相性が分かれる:
親指タイプは指が痛くなる⁉人差し指-中指タイプは使いにくいかも⁉ - 一部の用途には不向き:
やれるものならやってみろ!FPSゲームは明らかにマウスに軍配!
「慣れは何とかなるんだが、トラックボールはボールをはめ込む部分にどうしても汚れが溜まる。

ボールを本体から取り外して掃除する必要があるんだが、これがまあ面倒なんだ。製品によっては、底面から指で押して外せないものもあるから注意が必要だ。」
そして、こどじょんは誇らしげに言った。
「我々ボーラーは、その汚れを——Abyssal Dust(深淵の塵)と呼んでいるんだがね。
何のためらいもなく、トラックボールのデメリットをスラスラと話すこどじょんに、佐藤は唖然とした。なぜ、自分が推す製品の弱点をこんなにも平然と語れるのか。
そんな佐藤の動揺を察するのは、長年トラックボールを使っているこどじょんにとってたやすい事だった。
佐藤はまだ若い。彼には未来がある。だからすべてを知っておいてほしかった。
「それもまた、トラックボールなんだ。」
この言葉に佐藤は息をのんだ。こどじょんの誠実さと揺るぎない信念が胸に響き、佐藤の心の奥で何かが静かに目を覚ました。
こどじょんメリットもデメリットも、それがトラックボールだ!
こどじょん直伝!トラックボールの魔法の使い方

「さて、次は実践編だ。ついてこい、佐藤!」
そう言って、こどじょんは自らのトラックボールをゆっくりと回した。指先だけの繊細な動き。まるで魔法の楽器を奏でるようだった。
「最初はね、ポインターが思った通りに動かなくて戸惑うかもしれない。でも、焦るな。音楽も最初の一音が大事だ。指先に集中して、ゆっくり…自分のリズムを見つけていくんだ。」
佐藤は言われるがままにボールに手を添える。最初はぎこちない動き。ポインターはあらぬ方向へ飛んでいく。
「おっと、それは”力みすぎ”だ。力はいらない。ただ、触れて…流すだけでいい。」
佐藤は何度か深呼吸しながら操作を繰り返す。少しずつ、動きがなめらかになっていくのが自分でも分かった。
こどじょんあわてない、あわてない、慣れるまで時間がかかることもある。時には一休みも大切だ!
君はどちら側の人間(猫)だ⁉「親指派」と「人差し指・中指派」

「初心者は、まず“親指トラックボール”から始めるといい。」
こどじょんは静かに語りだす。
「マウスの形状に近いから、違和感が少なくて入りやすい。だけどな……」
彼は遠くを見つめた。
「わたしは親指を酷使しすぎて、痛みを抱えた。だから、今は“人差し指・中指操作派”だ。これは宿命の選択だった。派閥争いじゃない、己の体と向き合った結果だ。」
「へぇ…。トラックボーラーって、そんな派閥があるんですね」と佐藤は感心した様子で返した。
こどじょんそれぞれ違って、みんないい!
刮目せよ!!トラックボーラー誕生の瞬間を!!

時間が経つにつれ、佐藤の表情が和らいでいく。
「あれ……肩が軽い。手首も痛くないかも。」
こどじょんは目を細めて頷いたが、すぐに語調を改めた。
「ただし、それには“個人差”がある。全員に効果があるとは言えない。だが、合う人にとってはーー救世主となる。」
練習を重ねる佐藤。最初の戸惑いはどこへやら、今では真剣な眼差しでボールを操っていた。
そして、ある瞬間。
「……あっ!」
佐藤の口からおもわず声が漏れた。まるで雷に打たれたような衝撃が走ったのだ。
「本体が……動いてるんじゃない……ボールが、動いてるんだ……!」
そのつぶやきは、まるでコペルニクスが地動説を唱えた瞬間のような驚きと発見に満ちていた。
しばらくして、佐藤はトラックボールを転がしながら小さくうなずき、ポロリと涙が頬を伝って落ちた。
「こんなに楽なのに、どうしてもっと早く気づかなかったんでしょう……」
その姿を見つめながら、こどじょんは静かに息を吐いた。
「また一人、トラックボーラーが誕生したか。」
佐藤の目には、少しだけ誇らしげな光が宿っていた。
こどじょんたったひと転がしが、世界の見え方を変えるんだ。
伝説は続く…こどじょんの最後の言葉

こどじょんは満足げな表情でトラックボールを手に取り、空を見上げるようにかかげた。
「これからの時代、トラックボールなしでは生きられない。君もこの道を極めるんだ。上で待ってるで!」
その一言には、未来のトラックボーラーたちへの激励と、深い信頼が込められていた。
そう言い残すと、こどじょんは喫茶店のドアをゆっくりと開け、夜の街へと姿を消していった。
煌めく街灯の中に、その小さな背中が溶けていく。
そして、佐藤珠樹が“トラックボーラー”としての第一歩を踏み出したのは、言うまでもない——。
こどじょん物語は始まったばかりだ!
エンドロール:トラックボールたちの肖像
親指タイプのトラックボール

親指タイプの代表格。マウスに近い形で、初めてのトラックボールに最適!
人差し指・中指タイプのトラックボール
Kensington Orbit Trackball with Scroll Ring

指先での細かなコントロールが得意。疲れにくく、長時間作業にも◎
手のひら全体タイプ(センター固定型)のトラックボール

大きめのボールで安定感バツグン。包み込むような操作感が特徴。
佐藤珠樹:その後
すっかりトラックボールの虜となり、今では社内で“操作の達人”と呼ばれている。
「最近は後輩にもオススメしてるんですよ。肩こり?もう忘れました(笑)」
こどじょん:その後
その後も喫茶店で、トラックボールの魅力を語り続けているという。
「次の“覚醒者”が来る日を楽しみにしているんだ」
こどじょん次の覚醒者は君だ!!
君も「トラックボーラー」になれる!

- トラックボールは、省スペースで手首や肩への負担が少なく、操作精度も高い魔法のようなデバイス。
- 種類には「親指タイプ」「人差し指・中指タイプ」「手のひら全体タイプ」があり、自分の使い方に合ったものを選ぶのが大切。
- 最初は戸惑うかもしれないが、使い慣れると快適そのもの。肩こりの軽減や作業効率アップにもつながる。
- デメリットもあるが、それさえも「トラックボールの味」として受け入れられる奥深さがある。
- 多くのトラックボーラーが語るように、「自分に合う一台」との出会いはきっと人生を変える。
ようこそ、トラックボールの魔法の世界へ。
そのボールのひと転がしが、あなたの毎日を変えるかもしれません。

