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E.T.が招いたゲームの滅亡『ATARI GAME OVER』配信サービスをチェック!

ビデオゲームの電⼦の声、諸⾏無常の響きあり…。

『ATARI GAME OVER』は、ゲーム会社『ATARI』が倒産の危機に瀕した1980年代前半に、⼤量のゲームカートリッジが砂漠に埋められたという、ゲーム史に残る都市伝説を検証する1時間6分のドキュメンタリーだ。

当時のATARIやビデオゲーム業界の話を交えながら、砂漠での発掘作業は続き、ついに⼀つの真実にたどりつく!

平家物語のように、栄華を極めても必ず衰退する運命にあるという教訓を胸に、このドキュメンタリーを鑑賞してほしい。

この盛者必衰の物語もまた、歴史の大きな流れの中にあっても、さまざまな⼈間の「想い」があることに気付かせてくれるだろう。ATARIの栄光と挫折、また、⼀⼈の男のそれでもあるのだ。

さあ、今から君は、この物語を語りつぐ琵琶法師だ!⾒るっきゃない!

もくじ

『ATARI GAME OVER』オススメ配信サービス!

『ATARI GAME OVER』を配信しているサイトは見当たりませんでした。(以前は、Amazonのprime Videoで配信していましたが配信停止中のようです。)(2024/11/21時点)

DVD版の中古品がネットショップで販売されていますので、どうしても見たい方はチェックしてみてください。

『ATARI GAME OVER』をオススメしたい人!

良質のドキュメンタリーが見たい人
ゲーム主体のポップカルチャーが好きな人!
1980年代に青春した人!
ATARIってなに?と思った人!

2017年公開の映画『ブレードランナー2049』のワンシーンで、ATARIのどでかいロゴマークを⾒て、なんだろう?と思われた⽅は多いのではないでしょうか?

主に1970〜80年代にかけて最強に活躍したゲーム会社なので、知らない⼈も多いでしょう。そんなあなたにも⾒てほしい作品です。

『ATARI GAME OVER』と一緒に見たい映画は!?

レディ・プレイヤー12045年の荒廃した世界で、VR世界「オアシス」に没頭する人たちを描いた視覚的に楽しいSF映画。オアシス創設者が遺した遺産を巡る壮大な宝探しがVR世界で展開されます。
ピクセル1980年代のアーケードゲームのキャラクターが現実世界に現れ、地球を侵略するというユニークな設定のSFコメディ映画です。

これらの作品は、ATARI社がもっとも活躍した1980年代のビデオゲームを題材にした作品です。CGを使った映像やビデオゲームが好きなら、きっと楽しめるでしょう。

平家物語鎌倉時代に成立したとされる『平家物語』を原作とし、琵琶法師の少女びわの視点から平家一門の栄華と没落を描いたTVアニメ作品です。
視覚的にも美しく、歴史的な背景と人間ドラマがたくみに結びついています。

『ATARI GAME OVER』のような、盛者必衰の物語を⾒たいのなら、『けいおん!』や『たまこまーけっと』が代表作の⼭⽥尚⼦監督のTVアニメ『平家物語』がオススメ。

平家物語という名前を知っているけれど、どういう話の流れか知りたい方にもオススメします。

『ATARI』って、どんな会社?GAMEOVERとその後…

ロゴ
Atari, Inc.Atari, パブリック・ドメイン, リンクによる

ATARI(アタリ)は、1972年にアメリカで設⽴された、ビデオゲームを専⾨に扱う会社として、ゲーム史に残る世界初の企業です。社名は、囲碁⽤語の「アタリ」からとり、ロゴマークは、社名の「A」を図案化したものだそうです。

YOUTUBE:pulsar2121″Pong Gameplay” より

ATARIの最初のヒット作『PONG(ポン)』は、シンプルな卓球ゲームでありながら、世界
中のゲーマーを夢中にさせました。

さらに、このドキュメンタリーにも出てくる家庭⽤ゲーム機『ATARI 2600』が空前の⼤ヒットを⾶ばし、ビデオゲームを家庭に持ち込むことに成功しました。

しかし、アタリショック(Video game crash of 1983)とも呼ばれる1983年に起きた北⽶ビデオゲーム業界の販売不振による崩壊で、ATARIも⼤きな打撃を受けたのです。

80年代初頭、「アッタァリィ〜」というネイティブな英語の発⾳で終わる家庭⽤ゲーム機『ATARI2800』のTVCMが⽇本でもよく流れてました。急にやらなくなったな〜と思っていたら、経営が傾いていたというわけだったのです。

ATARI社のGAMEOVERとその後…

ATARIはGAMEOVERになって消えちゃったのか?というと、戦に敗れた落武者が各地を転々としているかのごとく、買収や再編を経て⼀時はフランスのインフォグラム社の傘下にありましたが、そのインフォグラム社の破産により、現在は、Atari Interactive, Inc.という新たな社名で独⽴しています。(4Gmager.netより)

最近では、その歴史的なブランドを活かしつつ、レトロゲームの復刻版や新しいゲーム機『Atari VCS』の発売、そしてPCゲームや家庭⽤ゲーム機に注⼒する⽅針を発表しています。

暗号通貨にも⼿を出しているようですが、⼤丈夫かな…。

ゲーム業界のレジェンドとして、新しい市場にも挑戦しているATARI。今後の展開も楽しみですね。

『ATARI GAME OVER』の感想は…

注意!ネタバレを含みます。
この内容には、作品の重要な部分に関するネタバレが含まれています。まだ作品を見ていない方や、ストーリーの展開を知りたくない方は、開いて(タップして)読まないことをおすすめします。
YOUTUBE:ココアとささみ【VOICEROID実況】”【E.T.】ずん子と茜とレトロゲーム #32【VOICEROID実況】”より

1980年代、大阪の⽇本橋(にっぽんばし)のとある電気屋の地下にあったゲーム機売り場で、『ATARI GAME OVER』に出てくるE.T.を何度か遊んだことがあります。

このゲームの⽬的は、宇宙船に乗り遅れてしまったE.T.(宇宙⼈)が、⽳に落ちているレーダーのパーツを集めて交信し、仲間を呼んで宇宙へ帰るというもの。

当時、わたしは同じ⽳に何度も落ちてしまい、ゲームオーバーの繰り返し。遊び方がいまいちわからないからか、E.T.だけは誰も遊んでいませんでしたね。

世界ではクソゲー(低品質でつまらないゲームのこと)と呼ばれるE.T.ですが、このE.T.に限らず、当時の洋ゲーって、どうやって遊ぶのかわからないものや、何が面白いのかさっぱりなものがたくさんありました。

さて、ATARIの盛者必衰の物語は、それまで多⼤な功績を残していたものの、伝説のクソゲーE.T.をつくり、その後の⼈⽣を⼤きく変えてしまった天才プログラマーの物語でもありました。

ちょっとつまづいただけなのですが、場所と時間が悪かったのか、思いっきり転倒してしまった感じ。

砂漠に破棄されたE.T.のゲームカートリッジが掘り出された時、その天才プログラマーが「俺はたった5週間でE.T.をつくったんだ…」という⾔葉に不覚にも泣いてしまいましたよ。

天才であっても、その後の⼈⽣をうまく歩んでいても、過去の苦い経験を克服するのも肯定するのも難しい。⼀度でも挫折した⼈間は他人が考える以上に弱くて⾟い思いをしている。ドラマとは違う本物の⼈間がそこにいました。

でも、何かを⾒つけようと過去の⾃分を掘り起こすがごとく、発掘現場に向かう彼の勇姿は、⾒習わねばと思いましたよ。


わずか1時間6分のゲーム史に残るこのATARIの物語は、⽇本の盛者必衰の物語のように侘(わ)び寂(さ)びをそれほど感じませんでしたが、そこにも⼈間のさまざまな「想い」がありました。

ドキュメンタリーもたまにはいいかな、と思ったらぜひ⾒てくださいね!

本記事で引用・参照した情報
  • YOUTUBE:ponycanyon”ATARI GAMEOVER トレーラー”より
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